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PIXTA・ベクター(EPS)素材アップロード前にリジェクトされないためのチェック項目と手順

ストックフォトストックフォト
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ストックフォトPIXTAとAdobestockではPNG・JPEG以外に、ベクターイラスト素材(ESPファイル)も販売できます。

ここでいうベクター素材(ESPファイル)とは Adobe Illustratorソフトで作られたものになります。

Adobe Illustrator以外のEPSファイル作成ソフトでは作れません。

Illustratorでベクターイラストが作れても、素材としてPIXTA・Adobestockにアップロードして審査に通らなければ販売できません。

アップロード用のベクター素材の作り方は最初は少しややこしいですが慣れると簡単です。

ここでは私がやっているPIXTAアップロード用のベクター(ESPファイル)素材の作り方・リジェクトされないためのチェック項目と手順をまとめています。

参考にしてね!

私の場合、PIXTA用のベクター(EPS)素材をAdobestockでも登録できるように作成しています。

アップロード用に準備するファイル形式は以下の通り

PIXTA:ベクター(EPS)+PNG

Adobestock:ベクター(EPS)+JPEG

※Adobestockはaiファイルでも可能ですが、PIXTAに合わせてESPファイル形式にしています。(時間短縮)

審査はAdobestockよりもPIXTAの方が厳しいのでPIXTAに合わせているよ!

 

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PIXTAアップロード用のベクター素材(ESPファイル)リジェクトされないためのチェック項目と流れ

①ロックの確認(ロック解除)

【メニューバー】オブジェクト→すべてロック解除

レイヤーもロックをかけてないか確認

②アードボードのサイズの確認(アードボードに合わせて素材の拡大)

素材は最初から大きなサイズで作らず完成してからアートボードのサイズを拡大して合わせています。(作業が重くなるので)

 

PIXTAでもAdobestockでもアップロードできるサイズにしておきたいのでアートボードを

●縦5,000px 横3,000px(以上)(横長・縦長にしたい場合)

●縦4500px 横4500px (正方形にしたい場合)

位にしてイラスト素材もアートボードに合わせて拡大します。

 

補足 pixtaとAdobestockのアップロードできるデーターのサイズ

PIXTA(ピクスタ)・・・XLサイズ 縦+横が8001px以上
Adobestock・・ 縦×横 15MP(メガピクセル)以上 例:5,000px x 3,000px = 15,000,000

アートボードのサイズが縦4500px 横4500pxであれば

●Adobestock:4500px×4500px=20,250,0000
●PIXTA:4500px+4500px=9000px

なのでどちらもアップロードできるサイズであることがわかりますね。

 

③透過のチェック

一緒に透過PNGも書きだすため塗り忘れがないか、透過すべきところが透過できているかなどの不備を確認します。透過の不備はリジェクト理由の一つになります。

背景にレイヤーを分けてカラーボードを引いておくとわかりやすいですね。(最後は削除する)

これ素材拡大前にもやっていますが今一度チェック。

 

④画像が入っていないかチェック

リンク画像・埋め込み画像・ラスタライズされている画像がまぎれてないかを確認します。

画像が入っているとリジェクトになります。

ベクター素材だとPhotoshopで作った画像なんかが使えないのが残念ですね。💦

こちらも同じく拡大前にもチェック済みですが再度確認。

 

⑤ガイドを消す

表示→ガイド→ガイドを消去でガイドの削除

(リジェクトにはならないと思いますが一応視覚的に・・・)

 

⑥レイヤーのチェック

レイヤーを分ける必要はないのですがまとめておいた方が綺麗。ついでにグループ化。

(これもリジェクトにはならないと思いますが)

私はここで一旦保存します。(aiデーターとして)

なぜなら次でアピランスの分割とパスのアウトライン化を行うため。

パスのアウトライン化の前の状態を残しておきたい

 

⑦アピランスの分割・パスのアウトライン化をする

control+Aですべて選択

【メニューバー】オブジェクト→アピランスの分割

【メニューバー】オブジェクト→パスのアウトライン

 

⑧PIXTAでダウンロードできる自動チェックスクリプトで最終確認

PIXTAではベクター素材制作用に以下のチェックができるスクリプトがダウンロードできるので必ずインストールしてチェックしましょう。

PIXTAベクター素材制作用スクリプトはこちらからダウンロードできます

スクリプトをダウンロードしたらそのまま以下のフォルダに保存します。(インストールとかはなし)

※Illustrator2020は今のバージョン。
使用しているバージョンのフォルダに入れます。

イラレのバージョンが変わるたびに入れなおす必要があるのでフォルダ先忘れる…(自分用メモ)

PIXTAスクリプト

アピランスの分割・パスのアウトライン化をする前にはなくても、した後に出ることもあるので、必ず最終チェックを。

スクリプトでチェックできるもの

・塗りのオープンパス
・孤立点
・アウトライン化されていないテキスト
・ラスター画像・埋め込み画像
・非表示のアイテム

便利っす!!!!

最終チェックができたらESP保存します。

 

⑨EPS保存する

別名で保存→EPSオプションのバージョンを「Illustrator CS2 EPS」

→プリセットは(よくわからないが)高解像度にしています。(出ない場合もあります)

 

⑩透過PNG(pixta用)とJPEG(Adobestock用)ファイルを作成

注意したいのがEPSとPNG(もしくはJPEG)は全く同じであること。

なので何もしないでそのまま書き出します。

この時点で修正を行ってしまえばもう一度EPSの書き出しから行いPNG保存。

ファイル名も同じにしておきます。

 

余計なことはしたらあかん!

以上がPIXTAアップロード用のベクター(ESP)素材の作り方・リジェクトされないためのチェック項目と手順になります。

PIXTAにはESPファイルとPNGファイルを圧縮してアップロード

AdobestockにはESPファイルとJPEGファイルを圧縮してアップロード

おわり