ハンドメイドを販売する5つの方法~メリット・デメリット~

ハンドメイドマスク副業・スキル

今回の記事は現役のハンドメイド教室を開いている講師の方に紹介してもらいました

好きなハンドメイドで、少しでも収入になったら嬉しいですよね。

何か副業にできるものがないかな、と考えている方も最近は多いのではないでしょうか。
ハンドメイドを趣味で終わらせてしまうなんて、勿体ないと思いませんか?

自分の作品を気に入ってくれる誰かに、買ってもらえたら、作品づくりがもっと楽しくなるに違いありません。
今回は、ハンドメイド作品を売ってみたい方のために、どんな方法があるのかお伝えします。

スポンサーリンク

手軽に始められるフリマアプリ

フリマアプリは、スマホだけで簡単に不用品を売買できるものですが、ハンドメイド作品を売ることもできます。

特に、作品の写真を撮って、商品の情報や説明文を入れて、すぐ出品できるところが魅力です。

メルカリやラクマ(旧フリル)などが、それに該当します。

使ったことがないとしても、目にしたことはあるのではないでしょうか。

フリマアプリのメリット

・短時間で、スマホ1つで出品できる
・出品時に費用がかからない
・金銭トラブルが少ない
・匿名で配送できる
・送料が通常より安い

 

フリマアプリのデメリット

・商品が売れた時に、販売金額から手数料を引かれる(メルカリ10%、ラクマ3.5%)
・送料がかかる
・問い合わせのやり取りや、発送の手続きが必要
・値下げ交渉がある
・自分の作品が目立たない

フリマアプリでの販売は、ハンドメイド販売の初心者さん向けですね。
出品が簡単で、トラブルの対応や金銭の授受も運営がやってくれるので、販売側も購入側も安心です。
また、自分で配送を出すよりも、メルカリ便などの専用の配送方法だと送料が安いです。
ただし、メルカリやラクマだと送料込みが好まれる傾向があるので、その分を考えて価格を決めるというのが注意点です。

また、フリマアプリだから、「値下げ交渉」というものが普通に行われます。
値下げは、作り手としては少々悲しい気がしますが、気になる場合は、その分を考えて価格設定すること。
お客様とのやり取り自体を楽しむことが、フリマアプリを活用する上で重要なことかもしれません。

初心者でもお店が持てるハンドメイド通販サイト

自分の作品だけを並べたお店を簡単に持ちたいのであれば、ハンドメイド専用の通販サイトがあります。
minne(ミンネ)、Creema(クリーマ)などが、フリマアプリと同様に専用のアプリがあり、出品が簡単です。

 

ハンドメイド通販サイトメリット

・出品時に費用がかからない
・金銭のやり取りは運営が間に入っているので安心
・大きな販売イベントも主催している
・海外の方にも販売が可能
・minneでは、価格設定や写真の撮り方など作家向けの勉強会がある

 

ハンドメイド通販サイトデメリット

・商品が売れた時に、販売金額から手数料を引かれる(10%)
・問い合わせから、受注~発送まで全て自分で行う
・配送方法など自分で選んで、手続きしたりが必要
・お客様とのトラブルは、基本的には自分で対応しなければならない
・匿名で配送ができない

ハンドメイドの通販サイトは、フリマアプリと違って、「作家さんの作品が欲しい」という方だけが見てくれているところが、一番のメリットです。

また、どちらのサイトも大きな販売イベントを年に数回開催しているので、ネットでの販売だけでなく、リアルの販売にもチャレンジしやすいです。

海外の販売サイトとも提携して日本以外での販売もできるようになります。

特にminneでは、難しい海外発送の手続きも代行会社がやってくれるそうで、作家さんは国内のその会社さんに発送するだけで良いそうです。

海外のお客様にも自分の作品を買ってもらえる可能性が増えるなんて、ドキドキしてしまいますね。

このように、作家として販売をスタートしやすいのが、ハンドメイドの専用通販サイトの特徴です。
その代わり、匿名で配送できませんし、お客様とのトラブルも自分で責任を持って対応していくことになります。

他にも、iichi(イイチ)、Hands Gallery Market(ハンズ・ギャラリーマーケット)など、ハンドメイドの通販サイトがあります。

それぞれ、お客様のタイプや雰囲気が異なります。

例えば、minneよりCreemaでは、特にアクセサリーや雑貨などが大人っぽい作品が多い印象です。
その分、作品の価格帯も高めと感じました。

また、iichi(イイチ)は、それよりもプロの方の出品が多いと思います。

作家・・・職人と言いますか、男性のクリエイターさん率が高いような感じです。

まずは、どのような作品が多いのか、自分のジャンルは売れそうなのか、サイトをチェックしてみると良いと思います。

自分の作品に合うサイトを選んだほうが、購入してもらえる確率があがります。

【初心者向け】ハンドメイドが販売できるサイト6選!徹底比較【2020年】
人気の副業・ハンドメイド。ハンドメイドが販売できるサイトを紹介するよ イベント出店や委託販売のみでハンドメイドを販売している方でも、 コロナウイルスの影響でイベントが軒並み中止になり 改めて通販に力...

お客様との交流が楽しいイベント出店

ネットでの販売だと、お客様の顔を見ることがありません。
本当に喜んでいただけてるのかな、気に入ってもらえたのだろうか。
反応が分からないと、少し不安になりますよね。
イベント出店では、直接お客様と会話をして、購入していただけます。

イベント出店メリット

・作品を手にとって見てもらえる
・買ってくれたお客様の反応を直接見ることができる
・他の作家さんの作品を見たり、お話ししたりと勉強になることが多い
・名刺やチラシを配ったりすることで、あとでネットでも見てもらえる
・クレームがほとんどない

イベント出店デメリット

・出店料がかかる
・その他の費用が、結構かかってしまう
・商品数が必要
・運搬や出店準備が大変
・盗難のリスクがある

イベントでの販売は、いろいろと大変なこともありますが、とても楽しいものです。
特に初めてイベントに参加した時は、学生の時の文化祭みたいだなと思いました。

全ての作品に値札をつけたり、名刺やチラシを用意して、ディスプレイを考えたり、準備することは多いです。
また、ネットでの販売に比べると、机や椅子、テーブルにかける布や持ち帰りの袋を用意したり、当日の移動費だけでなく、自分の食事代などもかかるので、最初は売上よりも出費がかさみます。

それでも、お客様に喜んでいただけたことを見ることができ、他の作家さんと交流したり、ネットでは得られないことが数多くあります。

全国から、作家さんが集まるような大規模なイベントだと、

・デザインフェスタ
・minneのハンドメイドマーケット(日本ホビーショーと同時開催)
・ハンドメイドインジャパンフェス(Creema)
・ヨコハマハンドメイドマルシェ

などがあり、お客様もかなりの数なので、本当に多くの方に見てもらえるチャンスがあります。
ですが、大きなイベントだと、出店料だけでなく移動費、遠方だと宿泊費までも必要になるかもしれません。

初めての出店は、地元密着型のイベントやハンドメイド作品も販売可能なフリーマーケットに参加してみるのもおすすめです。

注意点としては、そのイベント自体の来場者がどれくらいなのかということ。

出店料が安くても、お客様があまり来ないイベントだと、買ってもらうどころか見てもらえません。
そこだけは参加を決める前に、自分がお客様として行ってみるなどリサーチする方が良いです。

制作に集中しやすくなる店舗委託販売

ハンドメイド作品をイベント出店以外で、リアルでお客様に見てもらえるのが、実店舗に置かせてもらう方法です。
自分が店頭に立つ必要がなく、お店の方に接客販売をしてもらえます。

店舗委託販売メリット

・納品するだけで、販売をお店任せにできる
・ネットでの販売のような、手間がかからない
・直接、手にとって見てもらう機会が増える
・取扱店舗があると、お客様の信頼を得やすくなる
・個人情報を出さないで販売できる

店舗委託販売デメリット

・手数料が高い、または手数料+月額利用料がかかる
・納品の手間、移動費または送料がかかる
・盗難や破損のリスクがある
・売れ残りが在庫になりやすい
・お店とのビジネス的なやりとりが必要

手数料などの費用は、ネットでの販売に比べると高いです。
販売手数料だけのところは、40~60%かかるところもあります。
月額利用料がかかるところは、売れても売れてなくても毎月費用が発生します。

ですが、お店にお任せするので、自分自身は制作に集中することができます。
ネットで売る場合には、写真を撮影や説明文を載せたりなどの出品に関わること、問い合わせや発送などのお客様対応まで、やらずに済みます。

委託販売は、レンタルボックスというショーケースを借りる形態、美容院やネイルサロンに置かせてもらう、喫茶店や雑貨店で販売してもらうなど、様々です。

お店の立地や集客率、お客様の年齢層や好みの傾向、他の作家さんの価格帯などにより、自分の価格の設定が難しいので、基本的に初心者さんにはおすすめできません。

もし、行きつけの美容院や知り合いのお店など、自分の作品がそこのお客様の傾向に合うようなお店があれば、委託販売をやっていないところでも、相談してみると置かせてもらえることがあります。
その方が安心してお任せできますし、販売手数料も最初に相談しやすいと思います。

自分らしさを出せて本格的なネットショップ

じぶんだけのお店が持ちたくなったら、今は簡単にネットショップを開設することができます。
初期費用をかけずに始められるBASE(ベイス)やSTORES(ストアーズ)などが、始めやすいようです。

ネットショップのメリット

・自分のお店が持てる
・月額利用料が無料
・ネットでの他の販売方法より、販売手数料が比較的低め
・作品に合わせて、お店のページをカスタマイズできる
・メルマガ発行ができるので、リピーターさんを作りやすい

ネットショップのデメリット

・自分でお客様を集めなければならない
・個人情報の名前、住所、電話番号の公開が必要
・出品、受注、入金確認、発送手続き、お問い合わせなど全部自分で行う
・お客様トラブルの対応は全て自分
・手間が増えるので、制作時間が削られてしまう

あまりネットに詳しくなくても、テンプレートを選ぶだけで作風に合ったショッピングページにできたり、感覚的に使えるのは嬉しいですよね。
ブログ機能やメルマガ発行、割引クーポンなども発行できたり、予約販売もできるので、お店としてどんどん発展させていくことができます。

他の販売方法と違い、個人情報をしっかり出さないといけないので、お店として、プロとして運営する覚悟が必要です。
そして、ネットショップを開設しただけでは、実は、minneやCreemaのように自然とお客様が集まってくれません。

人通りのないところにポツンとお店をオープンさせたようなものです。
まずは知ってもらうために、ブログやTwitter、InstagramやFacebookなど、SNSを活用したり、イベント出店や他の販売方法と組み合わせて、少しずつお客様を増やしていく感じになります。

このように、制作以外に時間をかけなければならないことも増えていくので、他の販売方法からスタートし、お得意様が増えてきてからで十分だと思います。

その他の販売方法

上記以外にも、ハンドメイド作品を販売する方法はあります。
ブログ、Twitter、Facebook、InstagramなどのSNSで商品を紹介し、メッセージ機能などで注文を受け付ける方法です。
ただし、これは自分もお客様も個人情報などのやり取りがお互いに不安になったり、決済方法がかなり限られたりと、少々やりにくいです。
SNSによっては、個人情報のやりとりが禁止だったりもしますので、積極的におすすめはできません。

けれど、商品の情報を公開することによって、問い合わせが来るようになったり、手間ではありますが、販売サイトのURLなどを記載したり、ご連絡することで購入に繋げることができます。
Instagramなら、minneとBASEで販売中の商品のタグをつけることで、販売ページに自然にご案内できるので、簡単です。

まとめ

どの販売方法にも特徴やメリット・デメリットがあります。

まずは、自分がチャレンジできそうなところからスタートし、少し慣れたら、他の方法も試してみてください。

私の場合ですと、少し人見知りだったので、最初はネット上での販売がメインでした。

メッセージなどで、お客様とのやりとりに慣れてから、リアルのイベント出店をして、少しずつお客様を増やしていきました。

逆に、人とお話しをすることが好きな方は、先にイベントに出たほうがやりやすいかもしれませんね。

自分の作品が、商品となって、欲しいと思ってくださった方が、お金を出して購入してくれる。
最初の1つが売れた時って、本当に嬉しいです。

自分がお客様だった時もお買い物って楽しいですが、作り手のことを考えることって少ないですよね。
販売する側になると、自分が作品に込めた思いまで買っていただけたような気持ちになります。
こんな不思議で嬉しい体験をたくさんの方に味わってもらえたらと思います。

 

あなたの作品が、欲しい方の手元に届きますように。
ハンドメイド販売、楽しんでくださいね。